叩菜(読み)たたきな

精選版 日本国語大辞典 「叩菜」の意味・読み・例文・類語

たたき‐な【叩菜】

〘名〙
① 菜を刻むこと。また、その菜。
※茶湯献立指南(1696)四「たたきな 成程こまかにしたるが吉」
② 正月七日の七草粥(ななくさがゆ)に入れる菜。前日の晩か当日の朝に菜をたたくところからいう。→ななくさ(七種)を囃(はや)す

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