古畑玉函(読み)ふるはた ぎょくかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古畑玉函」の解説

古畑玉函 ふるはた-ぎょくかん

1778-1848 江戸時代後期の儒者
安永7年生まれ。相模(さがみ)(神奈川県)小田原藩士。藩主大久保氏の信任をえたが,藩士たちのねたみをかって30歳余で除籍。のち江戸八丁堀で子弟におしえた。四書・五経などに精通し,上野(こうずけ)館林(たてばやし)藩主に厚遇された。嘉永(かえい)元年9月1日死去。71歳。名は岳。字(あざな)は子高,公文別号に長嘯楼,本翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android