古津路村(読み)こつろむら

日本歴史地名大系 「古津路村」の解説

古津路村
こつろむら

[現在地名]西淡町松帆古津路まつほこつろ

みなと浦の北方、三原川河口北岸に位置し、西は播磨灘に面する。川沿いは低湿地が多く、海岸は砂洲・砂丘防風林で北の慶野松原けいのまつばらに続く。天正一四年(一五八六)一一月三日の淡路国御蔵入目録に「けいの こつろ」とみえ、合せて高二三〇石が羽柴秀吉の蔵入地となっていた。正保国絵図に古津路村とみえ、高一八六石余。天保郷帳も同じ。反別戸数取調書では反別二二町九反余、高一七七石余、うち蔵入高五八石余、一一八石余が西尾理右衛門ら五名の給知。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android