古庵屋敷(読み)こあんやしき

日本歴史地名大系 「古庵屋敷」の解説

古庵屋敷
こあんやしき

[現在地名]文京区本郷四丁目

本郷二丁目代地の西に位置し、本郷三丁目の北で中山道から西に折れる通りの北に沿う片側町。北は寄合医師余語古庵の屋敷、通りを挟んで南は久保長貞の屋敷と早川蔵人の屋敷、西は肥前唐津藩小笠原家の中屋敷。宝永元年(一七〇四)に余語古庵の先祖拝領した地(四二六余)のうち、二四七坪余を町屋としたのが当町で、当初から古庵屋敷とよんで町奉行支配であった(御府内備考)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android