口開(読み)くちびらき

精選版 日本国語大辞典 「口開」の意味・読み・例文・類語

くち‐びらき【口開】

〘名〙
咄本醒睡笑(1628)八「たれもきけ名づくる壺のくちびらきけふ初雁の声によそへて、と仰せあれば」
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)三「四人始て此里の口(クチ)びらきに太夫づきをした」
滑稽本和合人(1823‐44)三「新加入の口びらきにやっつけさっしナ」

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