口舌の徒(読み)コウゼツノト

デジタル大辞泉 「口舌の徒」の意味・読み・例文・類語

口舌こうぜつ

言葉は達者であるが実行力の伴わない人を軽蔑していう言葉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口舌の徒」の意味・読み・例文・類語

こうぜつ【口舌】 の 徒(と)

口先は達者だが、実行力の伴わない者をいやしめていう。
鳥獣戯話(1960‐62)〈花田清輝〉二「ほんとうの修羅は〈略〉案外、舌さき三寸で生きていた口舌の徒のあいだにみいだされる」

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