口太(読み)くちぶと

精選版 日本国語大辞典 「口太」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぶと【口太】

〘名〙
御伽草子鴉鷺合戦物語(室町中)「ここに口ぶとの烏のいたづらもの」
昆虫か(蚊)」または「あぶ(虻)」の異名か。口太蚊(くちぶとが)。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕

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