口不調法・口無調法(読み)くちぶちょうほう

精選版 日本国語大辞典 「口不調法・口無調法」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぶちょうほう ‥ブテウハフ【口不調法・口無調法】

〘名〙 (形動) ものの言い方が下手なこと。また、その人。くちべた。訥弁(とつべん)
※虎寛本狂言・右近左近(室町末‐近世初)「またこなたは、口不調法には有」
醍醐寺文書‐万治二年(1659)月日未詳・僧順盛申状案「乍恐私口無調法に御座候故、書付を以申上候」

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