叡桓(読み)えいかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「叡桓」の解説

叡桓 えいかん

?-? 平安時代中期の僧。
釈妙尼の子。天台宗寛和(かんな)元年(985)比叡山(ひえいざん)横川(よかわ)に安楽院(のち安楽律院)をひらく。修行僧のおおくは形ばかりの苦行をしているだけとし,心の修練を重視して戒律をかたくまもり,ひたすら法華経を読誦(どくじゅ)したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android