受入・受容(読み)うけいれる

精選版 日本国語大辞典 「受入・受容」の意味・読み・例文・類語

うけ‐い・れる【受入・受容】

〘他ラ下一〙 うけい・る 〘他ラ下二〙
① 受けて容器などに入れる。また、受けて包み入れる。
書紀(720)仁徳即位前(前田本訓)「夫れ天の下(した)に君として万民(たみ)を治むるは、蓋(うたきおほ)ふこと天の如く、容(ウケイルル)こと地の如く」
② 人や物を身に引き取る。迎え入れる。
※羅葡日辞書(1595)「Admitto〈略〉vqe(ウケ) iruru(イルル)、キョヨウ スル」
③ 人の意見や要求などを認めて採用する。聞き入れる。容認する。
クローディアス日記(1912)〈志賀直哉〉「自分にはそれを其儘には承け入れ兼ねる事がある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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