取捨・取舎(読み)しゅしゃ

精選版 日本国語大辞典 「取捨・取舎」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しゃ【取捨・取舎】

〘名〙 取ることと捨てること。よいものを取って用いることと悪いものを捨てて用いないこと。
文華秀麗集(818)序「臣謹与従五位上行式部少輔兼阿波守臣菅原朝臣清公〈略〉等、各相平論、甄足取舎
※俳諧・俳諧古今抄(1730)上「取るべきはとり捨つべきはすつ、本より耳目公道ならんには、取捨一字の私なく」 〔班固‐答賓戯〕

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