及び掛かる(読み)オヨビカカル

デジタル大辞泉 「及び掛かる」の意味・読み・例文・類語

および‐かか・る【及び掛かる】

[動ラ四]
届きそうになる。
七十ななそぢに―・れる杖なればすがりてのみぞ足も立ちける」〈新撰六帖・四〉
前方へのしかかる。
「人の後ろにさぶらふは、様悪しくも―・らず、わりなく見んとする人もなし」〈徒然・一三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例