参照カウンタ(読み)さんしょうかうんた

ASCII.jpデジタル用語辞典 「参照カウンタ」の解説

参照カウンタ

WindowsCOM(Component Object Model)において、オブジェクト自身がオブジェクトの生存期間を管理するために利用するカウンタ。オブジェクトが生成されると参照カウンタは1にセットされ、以後このオブジェクトが参照されるたびに、参照カウントがインクリメントされる(AddRef()メソッドが呼び出される)。そしてオブジェクトを解放する(COMインターフェイスを解放する)場合には、オブジェクトを利用する側が、Release()を呼び出すことによって参照カウンタをデクリメントする。参照カウンタが0になると、オブジェクトをメモリーから消去される。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android