原勤堂(読み)はら きんどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原勤堂」の解説

原勤堂 はら-きんどう

1825-1896 幕末-明治時代の医師
文政8年4月18日生まれ。能登(のと)(石川県)の人。七尾安田竹荘,のち大坂の緒方洪庵(こうあん)らにまなぶ。眼科術をおさめて帰郷,家塾をひらく。嘉永(かえい)7年(1854)羽咋(はくい)郡の北野芸州と能登地方最初の牛種痘をおこなった。明治29年1月28日死去。72歳。名は碩。字(あざな)は子徳。通称は省蔵。別号に二松。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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