卵を渡る(読み)タマゴヲワタル

デジタル大辞泉 「卵を渡る」の意味・読み・例文・類語

たまごわた・る

きわめて危険なことのたとえ。
「乱れて歌ふ鶏の、―・るあやうさの」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卵を渡る」の意味・読み・例文・類語

たまご【卵】 を 渡(わた)

(割れやすい卵の上を歩くところから) きわめて危険なことをたとえていう。
浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「鶏のたまごをわたるあやうさの、狂女となるこそあはれなれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android