卯ノ木遺跡(読み)うのきいせき

日本歴史地名大系 「卯ノ木遺跡」の解説

卯ノ木遺跡
うのきいせき

[現在地名]津南町下船渡 卯ノ木

信濃川右岸に沿った狭長のテラス状を呈する洪積段丘上、通称地蔵清水じぞうしみずにある。河床との比高三七メートル、標高二一五メートル。昭和三一年(一九五六)の発掘調査によって、砲弾形の尖底押型文土器片七二一点や押圧縄文・貝殻文・山形文、楕円菱形などの押型文土器片、その組合せ文などを特色とする縄文早期の遺物を大量に検出

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報