南蛮絞(読み)なんばんしぼり

精選版 日本国語大辞典 「南蛮絞」の意味・読み・例文・類語

なんばん‐しぼり【南蛮絞】

〘名〙 銀の採取法の一つ。粗銅中の銀を取るため、鉛を加えて熱し、圧搾して鉛とともに銀を流出させるもの。天正一九年(一五九一)、蘇我理右衛門南蛮人から習得したという。南蛮吹き。絞り吹き。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android