南京操(読み)なんきんあやつり

精選版 日本国語大辞典 「南京操」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐あやつり【南京操】

〘名〙 人形あやつりの一種で、小さい人形の各部に糸をつけて上よりつりさげ、上部でその糸を操って人形をおどらせる劇。江戸初期から演じ始められた。いとあやつり。南京糸あやつり。なんきん。
※古郷帰の江戸咄(1687)六「江戸半太夫がせっきゃう、鶴屋の源太郎が、なんきんあやつりと、口々によびたて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android