精選版 日本国語大辞典 「千草・千種」の意味・読み・例文・類語 ち‐ぐさ【千草・千種】 〘名〙 (「ちくさ」とも)① いろいろの草。多くの草。やちくさ。《季・秋》※貫之集(945頃)三「秋の野の千くさの花は女郎花まじりておれる錦なりけり」② 「ちぐさいろ(千草色)」の略。※浮世草子・日本永代蔵(1688)五「浅黄の上を千草に色揚げて」③ 植物「つゆくさ(露草)①」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕④ ⇒ちぐさ(千種) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報