精選版 日本国語大辞典 「千木・搏風」の意味・読み・例文・類語
ち‐ぎ【千木・搏風】
〘名〙
※太平記(14C後)一二「大方自余の社には様替て、千木(チギ)も曲らず形祖木もず」
② 「ちぎばこ(千木箱)」の略。
※洒落本・真女意題(1781)「『アノ鳥居のまへにならべて有るちっこひ箱は何でごいす』『アリャア搏風(チキ)とって、爰の名物さ』」
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