北松ヶ崎村(読み)きたまつがさきむら

日本歴史地名大系 「北松ヶ崎村」の解説

北松ヶ崎村
きたまつがさきむら

[現在地名]両津市北松ヶ崎

南はしら川で馬首うまくび村、北は藤の実ふじのみ川で平松ひらまつ村と接し、西は大佐渡山地を背に外海府の関そとかいふのせき村・大倉おおくら(現相川町)と境する。東は両津湾に面する。集落は海に突出た崎の海浜から段丘上にかけて集村形態をなす。慶長五年(一六〇〇)検地帳(北松ヶ崎区有)には田合一千一五九束刈・稗田一石二斗・屋敷七畝二三歩、名請人四人、ほかに馬首村の入込みが四人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android