北広江町(読み)きたひろえちよう

日本歴史地名大系 「北広江町」の解説

北広江町
きたひろえちよう

[現在地名]岐阜市加納北広江町かのうきたひろえちよう高砂町たかさごちよう

中広江町の北に位置し、南北に延びる両側町。加納二六町のうち最北端の町で、郡上ぐじよう街道に沿い、北は上加納村に至る。元禄八年(一六九五)頃の町絵図(太田家蔵)に町北端付近に岐阜口木戸と記され建物が描かれている。また町南端付近西側から横町が延び、加納藩家臣の屋敷に至る。貞享五年(一六八八)の間口裏行覚帳(三宅文書)によれば町の長さ七一間、家数四三。寛延三年(一七五〇)の改帳(徳川林政史研究所蔵)では町の長さ西六九間余・東六六間余、道幅三間一尺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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