北山新田(読み)きたやましんでん

日本歴史地名大系 「北山新田」の解説

北山新田
きたやましんでん

[現在地名]新潟市北山

亀田かめだ(現中蒲原郡亀田町)の東、砂丘列上に立地し、東は丸山まるやま新田。寛永四年(一六二七)彦助が新発田藩の許可を得て開発したという。寛永一六年の横越島絵図(青木正昭氏蔵)に村名がみえ、正保国絵図では高一〇四石余。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によると三九軒・二四〇人。延宝六年(一六七八)検地では田畑反別三四町三反余・高一六五石六斗余(合併町村の歴史)。天明二年(一七八二)の組立帳(新田彬氏蔵)によれば役石一五〇石余、万雑七貫一一三文ほどが課せられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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