北屋形村(読み)きたやかたむら

日本歴史地名大系 「北屋形村」の解説

北屋形村
きたやかたむら

[現在地名]鹿島町北屋形

南屋形村の北に位置し、北東八沢やさわ浦に臨む。いくつもの迫を中心に人家が集中し、対岸宇多うだ蒲庭かばにわ村・柚木ゆぬき(現相馬市)。なお八沢浦は、明治四〇年(一九〇七)からの干拓事業によって現在は消滅。正保郷帳では田方四五〇石余・畑方七二石余。明暦二年(一六五六)の高三〇三石余(相馬藩政史)元禄郷帳によると高一七八石余。なお元禄検地高は四四八石余、ほかに新田二石余がある(奥相志)。天明三年(一七八三)の家数五五、嘉永元年(一八四八)の家数三六(検地石高収納戸口等調)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android