勘定縒(読み)かんじょうより

精選版 日本国語大辞典 「勘定縒」の意味・読み・例文・類語

かんじょう‐より カンヂャウ‥【勘定縒】

〘名〙 (穴あき銭の銭さしに用いたのでいうか、また、観世縒(かんぜより)の変化した語か) こより。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二「勘定捻(カンジャウヨリ)の紐にて、曲形(いがみなり)にひっかけしは」

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