加貫村(読み)かぬきむら

日本歴史地名大系 「加貫村」の解説

加貫村
かぬきむら

[現在地名]杵築市熊野くまの

はる村の南にあり、別府湾に面する。台地上に農業を営む集落、海岸部に農業と兼業漁業の集落がある。小倉藩慶長人畜改帳の木付きつき廻のうちに「賀貫村浦手分」とみえ、家数一七・人数三八(うち男子五・女子三・名子二)、牛八とある。小倉藩元和人畜改帳では二筆に分けて記され、木付廻のかのき村は高九八石余、家数一一・人数四三(うち庄屋一・百姓一〇・下人三・名子五)、牛一〇、御蔵納浦手の加貫村は高一二九石余、家数七・人数五三(うち庄屋一・百姓六・名子三)、牛一〇。元禄郷帳では高一六六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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