加勢川堀通(読み)かせがわほりとおし

日本歴史地名大系 「加勢川堀通」の解説

加勢川堀通
かせがわほりとおし

[現在地名]熊本市川尻町

洪水防止のため加勢川を掘削し新町しんまち川に掘通す計画は、文政七年(一八二四)水害常襲地帯である上益城かみましき郡の鯰・沼山津と託麻たくま郡の本庄・田迎の四手永から提出され、同九年七月工事に着工した。この着工に狂喜した鯰・沼山津両手永の農民から同年一一月河尻町に対し感謝の覚が出されている(川尻町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android