創痍・瘡痍(読み)そうい

精選版 日本国語大辞典 「創痍・瘡痍」の意味・読み・例文・類語

そう‐い サウ‥【創痍・瘡痍】

〘名〙
① からだに受けた傷。創傷
※日誌字解(1869)〈岩崎茂実〉「瘡痍 サウイ テキズ」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八「戦場に臨み、瘡痍(さうイ)(〈注〉キズ)身に満つれども」
② 受けた損害
日本外史(1827)一六「天下纔定、瘡痍未愈」
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「瘡痍を扶け、国度を図ること、また勉めたりと謂べし」 〔史記‐季布伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android