剰余金[財政](読み)じょうよきん[ざいせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「剰余金[財政]」の意味・わかりやすい解説

剰余金[財政]
じょうよきん[ざいせい]

毎年度の国家予算執行途上で,税収の伸びが見込みより好調であるなどの理由から,収入 (歳入) が支出 (歳出) を上回った場合に発生する剰余のこと。一般会計決算で発生した剰余金半分以上の額は国債整理基金に編入され,国債の償還資金に充当されることになっている。また,残りの半分は翌年度に繰越され,歳入などにあてられる。

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