剣先鯣(読み)ケンサキスルメ

デジタル大辞泉 「剣先鯣」の意味・読み・例文・類語

けんさき‐するめ【剣先×鯣】

ケンサキイカでつくった、するめ。肉が厚く、上等品。

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精選版 日本国語大辞典 「剣先鯣」の意味・読み・例文・類語

けんさき‐するめ【剣先鯣】

〘名〙 ケンサキイカでつくったするめ。
※雑俳・玉の光(1844‐45)「じっとかみしめ・けんざき鯣ゑらふうまい」

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「剣先鯣」の解説

けんさきするめ【剣先鯣】

けんさきいかで作ったするめ。するめの中では最高級品とされる。◇江戸時代、するめは中国への主要な輸出品であったが、輸出の際に用いた等級から「一番するめ」、長崎五島列島が主要な産地であったことから「五島するめ」ともいう。また、皮をはぎ、ひれを除いて作るものを「みがきけんさき」という。

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