前鑑・前鑒(読み)ぜんかん

精選版 日本国語大辞典 「前鑑・前鑒」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐かん【前鑑・前鑒】

〘名〙 (「鑑」はかんがみる意) 前人の残した手本。また、前人の経験したことをみて自らをいましめること。後鑑(こうかん)に対していう語。
古事談(1212‐15頃)二「凡不信之輩非常夭命。前鑒已近」 〔申鑒‐政体〕

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