前田荻邨(読み)まえだ てきそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田荻邨」の解説

前田荻邨 まえだ-てきそん

1895-1947 大正-昭和時代の日本画家。
明治28年10月生まれ。西村五雲に師事し,晨鳥(しんちょう)社にはいる。大正9年帝展に初入選,昭和6年「潮」が特選。故郷神戸の港などの風景俯瞰(ふかん)的にえがいた。母校の京都市立美術工芸学校,京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)でおしえた。昭和22年1月19日死去。53歳。本名八十八

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android