前垂被(読み)まえだれかずき

精選版 日本国語大辞典 「前垂被」の意味・読み・例文・類語

まえだれ‐かずき まへだれかづき【前垂被】

〘名〙 (前垂れをかぶって雨をしのぐというところから) 奉公人の出替る陰暦の三月・九月に降る雨。
浮世草子西鶴織留(1694)五「まへだれかづきの雨に泪こぼすを見るやうな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android