利休好(読み)りきゅうごのみ

精選版 日本国語大辞典 「利休好」の意味・読み・例文・類語

りきゅう‐ごのみ リキウ‥【利休好】

〘名〙
① 茶人千利休の好んだ流儀や物。
※寄合ばなし(1874)〈榊原伊祐〉初「春日造りの社でも、利休好(リキウゴノ)みの茶席でも」
② (形動) 茶人風であること。また、物ずきなさま。
人情本・清談松の調(1840‐41)二「玉八に惚れると言ふは、余程利久好みな娘だの」

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