初鶏・初鳥(読み)はつとり

精選版 日本国語大辞典 「初鶏・初鳥」の意味・読み・例文・類語

はつ‐とり【初鶏・初鳥】

〘名〙
① 元日の朝一番に鳴く鶏。《季・新年》
※無言抄(1598)下「はつとり などしても春なり。元日暁のとりのはつ音なり」
明け方最初に鳴く鶏。一番どり
奥義抄(1135‐44頃)下「暁には、はつ鳥なか鳥しば鳥とみしきりなくに、はつ鳥には必ず、やこゑ鳴く也」

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