初生谷村(読み)ういだにむら

日本歴史地名大系 「初生谷村」の解説

初生谷村
ういだにむら

[現在地名]美里町初生谷

真国まくに川の南岸にあり、対岸北野きたの村と花野原はなのはら村。永仁二年(一二九四)とされる大法師某下知状(高岡家文書)に「真国郷宇井谷村」とみえる。近世高野山領で上真国と称されたが、「続風土記」は「荘内の諸村に籠る」として村高を記載せず、天保郷帳も同様である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android