切返し(読み)キリカエシ

デジタル大辞泉 「切返し」の意味・読み・例文・類語

きり‐かえし〔‐かへし〕【切(り)返し】

切りかかってきた相手に逆に切りつけること。また、相手の攻撃にすばやく反撃すること。
批判に反論したり、自分に向けられた質問などにうまく答えたりすること。
剣道で、正面打ちと左右の横面打ちとを連続して行う練習法。
相撲のきまり手の一。相手のひざ外側に自分の膝の内側をあてて横後ろにひねり倒すもの。
田の土を掘り返し、細かくなるように耕すこと。田解たほどき。
樹木の枝を、すべて途中から切り落として短くする剪定せんてい法。
映画で、カットバックのこと。
自動車の運転で、一方に回したハンドルをすばやく反対方向に回すこと。
相場で、下落を続けていた価格が急上昇すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「切返し」の解説

切返し

 味噌製造における用語で味噌を他の桶に移し換える作業

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の切返しの言及

【剪定】より

…最後に形をさらに整え補正するために,密生した枝,飛び出した枝などをはさみで切除する(はさみ透かし)。枝の切り方では,基部から切り取ることを間引き,中途で切り短くすることを切返しという。刈込物や生垣のように一定の形をつくっているものは,刈込ばさみ,かまなどを用いて仕上げる(刈込み)。…

※「切返し」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」