切戸塀(読み)きりどべい

精選版 日本国語大辞典 「切戸塀」の意味・読み・例文・類語

きりど‐べい【切戸塀】

〘名〙 濠に面した城の塀の一部を切り抜いて口とし、表面は普通の塀のようにしたもの。敵がおし寄せてきたり、濠を越えようとする時、この口を開いて不意に大砲などを打ちかけるのに用いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android