切が無い(読み)きりがない

精選版 日本国語大辞典 「切が無い」の意味・読み・例文・類語

きり【切】 が 無(な)

際限がない。はてしがない。切法量も無い。切量も無い。
源平盛衰記(14C前)二〇「兄弟共に兵(つはもの)也けれども、景廉は殊更きりもなき剛の者、そばひら見ずの猪武者也」
破戒(1906)〈島崎藤村〉一〇「左様(さう)心配した日には際限(キリ)が無え」

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