分賦(読み)ブンプ

デジタル大辞泉 「分賦」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ぷ【分賦】

[名](スル)分けて課すること。割り当てること。
「国の智徳とは国中一般に―せる智徳の全量を指して」〈福沢文明論之概略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分賦」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ぷ【分賦】

〘名〙
① 分けて課すること。物事を、割り当てること。ふりあて。
江戸繁昌記(1832‐36)初「一大醵を以て之を第一番なる者に付し、余醵は分賦す」
幾人かがめいめいに同一の題材を詩に詠ずること。
黄葉夕陽邨舎詩前編(1812)三・開元琴歌「開元琴歌。西山先生宅、同諸子、分賦席上器玩、余得此」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「分賦」の読み・字形・画数・意味

【分賦】ぶんぷ

割当て。

字通「分」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android