出西村(読み)しゆつさいむら

日本歴史地名大系 「出西村」の解説

出西村
しゆつさいむら

[現在地名]斐川町出西

西流する斐伊川が出雲平野へ北流する右岸に位置し、西は斐伊川中央により大津おおつ村・石塚いしづか(現出雲市)、東は下阿宮しもあぐ村・氷室ひむろ村・神守かんもり村、北西求院ぐい村。南東鷹巣たかす水尻みずじり高壺たかつぼの三山が連なり、西と北が平坦地。初め神門かんど郡に属した。文政七年(一八二四)の有高輪切帳写(県立図書館蔵)に記載された輪は後谷うしろだに輪・随心的ずいしんまと輪・星田ほしだ輪・五右衛門ごえもん輪・高林庵こうりんあん輪・日野ひのいち輪。伊保岩海いぼいわかい追子島おいこじまには本田はなく、石新田のみが記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android