出来分別(読み)デキフンベツ

デジタル大辞泉 「出来分別」の意味・読み・例文・類語

でき‐ふんべつ【出来分別】

その場でふと思いついた考え。
「―にて、息も引きとらぬうちより、女は後夫のせんさくを耳に掛け」〈浮・五人女・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出来分別」の意味・読み・例文・類語

でき‐ふんべつ【出来分別】

〘名〙 ふと思いついた考え。ふとした出来心
浮世草子好色五人女(1686)五「出来分別(テキフンベツ)にて息も引とらぬうちより女は後夫のせんさくを耳に掛け」

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