凝着摩耗(読み)ギョウチャクマモウ

デジタル大辞泉 「凝着摩耗」の意味・読み・例文・類語

ぎょうちゃく‐まもう【凝着摩耗】

二種固体の接触面の凝着部分がせん断されることによって生じる摩耗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の凝着摩耗の言及

【摩耗】より

…(1)アブレシブ摩耗 摩擦面の一方が岩や砂などのように硬い物質である場合や,摩擦面間に硬い粒子が入りこんだ場合に生ずる微小な切削作用による摩耗。(2)凝着摩耗 摩擦面の真実接触点に作用する力に基づく微視的な破壊によって生ずる摩耗で,機械の摩擦面でもっとも一般的に見られるものである。(3)腐食摩耗 摩擦面と環境との化学反応が支配的である摩耗。…

※「凝着摩耗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」