冷症・冷性(読み)ひえしょう

精選版 日本国語大辞典 「冷症・冷性」の意味・読み・例文・類語

ひえ‐しょう ‥シャウ【冷症・冷性】

〘名〙 からだの一部、特に腰、下肢などが他の体部に比して異常につめたく感じる症状女性に多く、ホルモンの異常または自律神経系の異常が考えられるが、詳しい原因はわかっていない。
※落語・樟脳玉(1890)〈二代目古今亭今輔〉「彼(あれ)は誠に冷症(ヒエシャウ)で御座いますから」

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