冬さる(読み)フユサル

デジタル大辞泉 「冬さる」の意味・読み・例文・類語

ふゆさ・る

《「さる」は季節などが近づく意》冬になる。冬が来る。
「―・れば嵐の声も高砂の松につけてぞ聞くべかりける」〈拾遺・冬〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冬さる」の意味・読み・例文・類語

ふゆ【冬】 さる

(「さる」は、移動・経過する意) 冬が来る。冬になる。
※拾遺(1005‐07頃か)冬・二三六「ふゆされば嵐の声も高砂の松につけてぞ聞くべかりける〈大中臣能宣〉」

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