円心(読み)エンシン

デジタル大辞泉 「円心」の意味・読み・例文・類語

えん‐しん〔ヱン‐〕【円心】

円の中心

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精選版 日本国語大辞典 「円心」の意味・読み・例文・類語

えん‐しん ヱン‥【円心】

〘名〙
① 円の中心。
暦象新書(1798‐1802)中「鉛丸転行の力は、円心を遠ざからんとすものなり」
仏語。悟りを求める完全清浄な心。〔南海寄帰伝‐四〕

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朝日日本歴史人物事典 「円心」の解説

円心

生年生没年不詳
平安後期の絵仏師。「円心筆様」などの注記のある不動明王白描図像が『不動明王図像集』(京都醍醐寺蔵)や『別尊雑記』などに収載される。活躍期を11世紀後半とみる説と,12世紀中ごろとみる説がある。

(矢島新)

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