円らか・丸らか(読み)まろらか

精選版 日本国語大辞典 「円らか・丸らか」の意味・読み・例文・類語

まろ‐らか【円らか・丸らか】

〘形動〙 (「らか」は接尾語)
身体部分が、まるまるとしているさま。まろやか。
源氏(1001‐14頃)宿木「かひなをさしいでたるがまろらかにをかしげなる程も」
円形であるさま。まるいさま。
読本椿説弓張月(1807‐11)前「白縫(しらぬひ)女使(こしもと)とともに、団(マロ)らかに立こみて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android