内輪差(読み)ナイリンサ

デジタル大辞泉 「内輪差」の意味・読み・例文・類語

ないりん‐さ【内輪差】

自動車などがカーブを曲がる際、回転中心側の前輪後輪が描く円弧半径に生じる差。大型トラックなど、車体全長が長いほど内輪差は大きくなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の内輪差の言及

【道路】より

…この曲線を緩和曲線といい,クロソイド曲線を用いる場合が最も多い。なお,曲線部では自動車の後輪が前輪より内側を走るので(内輪差),急な曲線部や交差点の左折車線等では車線幅を広げる(1車線について2m以下の拡幅)。交差点の形は処理すべき交通量に応じていろいろあるが,一般に交通量が少ないときはごく普通の平面交差とし,交通量が多くなると交通島を設けて左右折車を分けたり,信号をつけたり,立体交差方式をとる。…

※「内輪差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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