内臓頭蓋(読み)ナイゾウトウガイ

デジタル大辞泉 「内臓頭蓋」の意味・読み・例文・類語

ないぞう‐とうがい〔ナイザウ‐〕【内臓頭蓋】

脊椎動物頭蓋うちで、口の周辺や耳などを構成する部分上顎骨じょうがくこつ頰骨きょうこつ口蓋骨下顎骨舌骨耳小骨からなる。顔面頭蓋。→神経頭蓋

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精選版 日本国語大辞典 「内臓頭蓋」の意味・読み・例文・類語

ないぞう‐とうがい ナイザウ‥【内臓頭蓋】

〘名〙 頭蓋のうち、顔面鼻腔口腔を形作る部分をいう。

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世界大百科事典(旧版)内の内臓頭蓋の言及

【頭骨】より

…他方,上下の顎骨,舌骨,およびえらの骨格は前後に並ぶ一連の軟骨性骨格(内臓弓)として発生し,その最前位のもの(顎弓)の上半部の要素(口蓋方形軟骨)が上あごの骨格の母体となる。内臓弓に起源をもつこれらの頭骨要素を,神経頭蓋に対して〈内臓頭蓋〉(または顔面頭蓋)と呼ぶ。軟骨魚類では上下のあごの骨格は終生この状態で,その上に歯が生える。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」