内田=クレペリンテスト(読み)うちだ=クレペリンテスト

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内田=クレペリンテスト」の意味・わかりやすい解説

内田=クレペリンテスト
うちだ=クレペリンテスト

ドイツの精神医学者 E.クレペリンが考案したものを,日本の内田勇三郎が改良し,再構成した職業適性検査の一つ。1桁の数字を 15分間連続加算し,5分休み,また 10分間加算作業を行う。1分間ごとの作業量を記録する。時間の経過に伴う作業量の増減により,疲労慣れ気乗りなどを測定し,それによって個人の作業気質や素質を判定する。この方式は日本の各企業で最も広く使用されている適性検査の一つである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android